全国障害者スポーツ大会の開会式で堂々と入場行進する福井県選手団=10月13日、福井県福井市の9・98スタジアム

福井しあわせ元気大会の開会式に車いすで登場しメッセージを送る仮面女子の猪狩ともかさん(中央)

 福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)の開会式は10月13日、皇太子さまがご臨席され、福井県福井市の9・98スタジアム(福井県営陸上競技場)で行われた。福井県選手団をはじめ、47都道府県の選手ら約3500人が堂々と行進。3日間の熱い闘いを誓い合った。

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 式典前の歓迎県民イベントでは、アイドルグループ「仮面女子」のメンバーで、事故のため車いす生活を送る猪狩ともかさん(26)が登壇。障害者スポーツに関心があり、これまでにソフトボールやバスケットボールに挑戦したという猪狩さんは「水泳やアーチェリーもやってみたい」と、さまざまなスポーツに興味津々の様子。選手たちには「すばらしい競技を見られることを楽しみにしています。頑張ってください」とエールを送った。

 行進は北海道を先頭に北から順に入場。福井県は「ようこそ福井へ」と書かれた横断幕を掲げ、最後に登場した。旗手を務める車いすバスケットボールの北風大雅選手ら、大きく手を振る選手たちに観客から拍手と声援が沸いた。

 皇太子さまは式典で、障スポを契機に「障害者スポーツがより一層発展するとともに、障害のある方々に対する理解がさらに広がることを希望します」とお言葉を述べられた。合わせて、選手同士やボランティア、応援する県民とが「交流を深め、すばらしい思い出をつくってください。大会に参加された皆さんの中から、2年後の東京パラリンピックにおいて活躍される選手が数多く誕生することを期待しております」と呼び掛けられた。

 炬火は、車いすバスケットボールの古崎倫太朗選手と、バレーボール元五輪選手の中垣内祐一さんがトーチを手に入場。陸上の西島美保子選手、今村彰彦選手に引き継がれ、卓球の斉藤雅之選手と元マラソン選手の姉妹、大南博美さん・敬美さんが炬火台に再び炎をともした。

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