再生可能エネルギーの出力制御について説明する九州電力の担当者=12日、福岡市

 九州電力は13日、太陽光発電の一部事業者を対象に、発電を一時的に停止するよう指示する出力制御を実施した。太陽光の発電量が増える日中に、電力供給量が需要を大きく上回ることで大規模停電が起こるのを回避するためで、実施は離島を除き全国で初。国が定めたルールでは、原発などの稼働が優先される。今後も春や秋の休日に出力制御が頻発する可能性がある。再生可能エネルギーの導入意欲が後退する恐れもあり、政府の再エネ政策が岐路を迎えそうだ。

 政府が東京電力福島第1原発事故を踏まえ、12年に再エネ導入を促す固定価格買い取り制度を導入して以降、各地で太陽光などの導入が進んだ。

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