出場チームの監督が手話や筆談が必要かを手話で尋ねる情報支援ボランティア(左)=10月12日、福井県の大野市エキサイト広場体育館

 福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)各競技の公式練習が行われた10月12日、ボランティアの活動も本格化した。福井県の大野市エキサイト広場体育館では、聴覚障害がある選手や観客向けの手話通訳、要約筆記、筆談を担う「情報支援ボランティア」が準備に当たり、選手に帯同する「選手団サポートボランティア」の学生たちは練習を手助けした。

 同体育館で活動する約40人の情報支援ボランティアのうち、審判と選手・監督間の手話通訳を担う7人は、出場チームの監督が手話や筆談が必要かを尋ねて回った。チーフの梅田理香さんは「判定が微妙な時が私たちの出番。選手がスムーズに試合に臨めるよう支援したい」と意欲を示した。

 観客席には4台のモニターが置かれ、会場内のアナウンスを要約してパソコン入力した文字情報と手話の映像が流れる。聴覚障害のある観客向けの「情報保障席」で、ホワイトボードに情報を手書きする前川徳子さんは「選手や観客の手助けをするとともに、要約筆記のPRにもつながれば」と話していた。

 選手団サポートボランティアの学生たちも球拾いをしたり、競技用具や弁当を運んだりして付き添った。選手たちと談笑する姿も見られた。
 

 

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