部活動でソフトボール投げに取り組む生徒ら=9月13日、福井県福井市の福井特別支援学校

 福井県内の特別支援学校で運動部の活動が活発になっている。全12校に運動部があり、福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)出場に向け、障スポ競技で新設した学校もある。地元での大舞台が、障害がある子どもたちのスポーツ意欲を高めている。

 ■体動かしたい

 身体に障害のある子どもたちが通う福井特別支援学校(福井市)は、スポーツレクリエーションや芸術など月1回程度の通常の部活動に加え、生徒が希望するスポーツを行う「特別部活動」を2年前に新設した。障スポ出場を目指す生徒の「もっと体を動かしたい」という要望に応え月2回程度、陸上やオープン競技の卓球バレーなどに約1時間取り組んでいる。

 9月13日の活動は全校児童生徒62人のうち中学部、高等部の希望者15人が参加し、教員も十数人加わった。生徒が「もっと上に向けて投げて」「体をしっかりひねって」と助言を受けながらソフトボール投げを繰り返した。車いすの生徒はバスケットボールのシュート練習を重ね、教員が球拾いなどでサポート。ほかの生徒と教員、研修で訪れた福井大の学生たちは卓球バレーで歓声を上げた。

 陸上で障スポに出場する塩谷紀子さん(16)は「部活動がある日は『やったー』って感じ。もっとやりたいくらい」と話す。花山将斗さん(16)は「普段使わない筋肉を使えるのがいい。金メダルを取りたい」と意気込む。

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