テーマパークは平日と祝祭日はもちろん、気候やイベントの有無などにより繁閑の差が避けられない。夏休みがあり、気候もいい7~9月が繁忙期、冬季や梅雨時が閑散期となる。ダイナミックプライシングを導入すれば、「閑散期の安い時期を狙って訪れたい」「入園料が高くても休みが取りやすく、気候のいい時期に楽しみたい」というさまざまなニーズに対応できる。

運営会社のユー・エス・ジェイは、「2020年に開業予定の新エリア『スーパーニンテンドーワールド』や新アトラクションの導入により、さらなる入園者数の増加が見込まれる。新しい料金体系で繁忙期と閑散期の入園者数を少しでも平準化し、ゲストの体験価値を向上させながら入園者数の水準の上昇につなげたい」と話す。

 

なお、今回ユー・エス・ジェイが発表した新料金体系は2019年3月末までのもの。4月以降の料金は、今年末以降に順次発表される。いちばんの繁忙期であるゴールデンウィークや夏休みは8700円より高い価格への引き上げも含めて検討されている。

国内ではレゴランドで導入済み

ダイナミックプライシングは、国内ではレゴランド・ジャパンが今年7月にすでに導入している。料金改定前の入園料は大人6900円、子ども5300円の一律料金だったが、改定後はピーク期間が大人6900円、子ども4500円、オフピーク期間は大人5000円、子ども3700円に引き下げた。

レゴランド・ジャパン広報によると、「夏休みを前に、特に子ども料金を購入しやすくするために料金を改定した。新アトラクションを導入した効果もあるが、新料金となった後の入場者数は増加傾向にある」と手応えを感じているようだ。

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