陸上成年男子800メートル決勝で1分47秒45の大会新記録で優勝した村島匠=10月9日、福井県福井市の9・98スタジアム

 【福井しあわせ元気国体(福井国体)陸上成年男子800メートル優勝】

 得意のラストスパートで有終の美を飾った。チームふくい最後の種目となった陸上成年男子800メートル決勝で、村島匠(福井県スポーツ協会)が1分47秒45の大会新記録を出して初優勝。ゴールと同時にガッツポーズを決め、「最後の直線ですごい声援が聞こえて頑張ることができた」と破顔した。

 理想的なレース展開だった。前半から好位置につけ、2番手で2周目に入った。「自分の得意なパターンに当てはめることを念頭に置いた」と村島。残り250メートル付近でギアを上げた。

 ここから村島の強さを見た。残り200メートル付近で先頭に並びかけ、最終コーナーの出口付近でもう一段加速。「直線でタイマーが見えて大会記録に間に合うと思った」。余裕を持って最後の直線で抜け出し、ライバルが持っていた大会記録を0秒55上回った。

 富山県射水市出身の23歳。順天堂大を経て、今春から福井所属となった。春先から好調を維持。初めて日本代表に選ばれ、ジャカルタ・アジア大会にも出場した。

 飛躍の今季を表すレースで福井の天皇杯獲得に花を添え、「結果で県民の皆さんに感謝を示せた」と村島。今後は800メートルで1分46秒台突入を狙い、1500メートル挑戦も視野に入れる。東京五輪を見据え「成長のきっかけにしたい」とさらなる進化を誓った。

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