福井国体総合閉会式で秋篠宮さまから天皇杯を受け取る自転車の市田龍生都選手=10月9日、福井県福井市の9・98スタジアム(福井県営陸上競技場)

 福井しあわせ元気国体(福井国体)の総合閉会式は10月9日、秋篠宮ご夫妻が臨席され、福井県福井市の9・98スタジアム(福井県営陸上競技場)で行われた。男女の総合成績を合わせた「天皇杯」で、福井県は1巡目国体以来50年ぶりの1位に輝き、女子総合成績の「皇后杯」では初めて1位を獲得。秋篠宮さまから天皇杯を、紀子さまから皇后杯を授与された。大きな目標だった天皇杯を手にした福井県選手団は、観客の大きな声援に笑顔で手を振って応え、県内を沸かせた国内最大のスポーツの祭典が幕を閉じた。

 ⇒【Web号外】福井国体が閉幕

 福井をはじめ北海道から沖縄までの選手団がそろう中、成績が発表され、天皇杯は自転車少年男子の市田龍生都選手(科学技術高校2年)、皇后杯はボート少年女子の荻野紗和選手(美方高校3年)が受け取った。若い2人は引き締まった表情で大役を務め、会場からは拍手が送られた。

 福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)に炬火をつなぐ分火は、福井県のボート成年男子武田匡弘選手(関西電力美浜)から、障スポ水泳の近江優菜選手(高志中2年)に引き継がれた。2人は並んでトラックを一周し、障害のあるなしに関わらずスポーツを楽しむ「融合」のスローガンも受け渡した。

 開式前には、県民参加イベントして県内団体による太極拳や民踊が披露され、フライングディスクや車いすスラロームなど、障スポの競技紹介も行われた。

 福井しあわせ元気大会は13~15日、福井県内で開かれる。

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