次期総裁選立候補に意欲を示した岸田文雄自民党政調会長=10月5日、福井県福井市のホテルフジタ福井

 自民党政調会長の岸田文雄衆院議員が10月5日、自身の福井後援会設立総会に出席するため福井県に来県した。与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)座長を務める岸田氏は、2023年春開業の北陸新幹線金沢-敦賀間の建設財源確保について、「概算要求に事項要求の形で盛り込んだ。私の責任で最大限努力しなければいけないと思っている」と強調した。

 金沢―敦賀間の建設費は2260億円膨らむ見通しとなっている。岸田氏は「コストがかさむことにいかに対応していくのか。現実はそう簡単ではないが、地元としっかり意思疎通を図りながら、政治の役割を果たしていきたい」と述べ、敦賀以西の財源確保より優先して取り組む考えを示した。

 一方、設立総会冒頭のあいさつで岸田氏は、「総裁は3期までと定められている。安倍総理最後の任期が始まったが、安倍総理の時代の後についてもしっかりと考えていく、責任を担っていくことは大事なのではないか」と強調。「私としても次の総裁選は安倍総裁は出ないということなので、同志とともに政策を磨き、政治家としての力を蓄えて総裁選に向けて努力をしていきたいと思っている」と述べ、次期総裁選への立候補に強い意欲を示した。

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