福井しあわせ元気大会の車いすバスケットボールで激闘を繰り広げた福井県ー岡山県=10月7日、福井県福井市の福井県営体育館

 福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)の車いすバスケットボールは10月7日、福井県福井市の福井県営体育館で行われ、福井県は1回戦で岡山県と対戦した。福井は、U―23(23歳以下)日本代表の古崎倫太朗(福井工大福井高2年)と北風大雅(金沢工業大3年)の2選手を軸にスピードに乗った攻めでリード。後半に入り、岡山に逆転される苦しい展開の中、一時は同点に追いつく粘りを見せたが、最後は51―57で敗れた。古崎は「最初はいい流れだったが、最後はディフェンスのチーム力の差が出た」と悔しさををにじませ「ハードな試合を勝ちきるチームにしたい」と、福井の舞台からさらなる飛躍を誓った。

 福井国体は、障害のあるなしに関わらずスポーツを楽しむ社会にするため、国体と障害者スポーツ大会の「融合」をスローガンに掲げていて、車いすバスケは初めて国体期間中に行われた。

 福井戦には約1400人の観客が詰めかけ、一進一退の展開に大声援を送った。主将の古崎は「これだけ応援をもらって負けてしまったのはキャプテンとして申し訳なかった。次は絶対勝って、いいところを見せたい」と再起を約束。「車いす同士の激しいぶつかり合いなど、魅力は見てもらうことができた」と話し、車いすバスケファンの増加や融合の広がりを期待した。

 北風は「悔しいの一言。リバウンドを取ったり、コーチングしたり、いいところもあった。できなかったところは次に生かしたい」と、古崎と同様に福井のチーム力アップへ意気込みを示した。試合中は県民の熱い応援が「すごく力になった」といい、「車いすバスケの面白さを感じてもらえたら、家族や近くの人に伝えてほしい。いろいろな人に知ってもらいたい」と話し、国体・障スポをきっかけにした障害者スポーツの輪の拡大を描いた。

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1チーム5人。10分間を1ピリオドとして4ピリオド行い、第4ピリオドを終えて同…
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