少年男子共通円盤投げで準優勝を果たした奥村仁志=10月6日、福井市の9・98スタジアム(福井県営陸上競技場)

 福井しあわせ元気国体(福井国体)の陸上少年男子共通円盤投げは10月6日、福井県福井市の9・98スタジアム(福井県営陸上競技場)で行われ、福井県の奥村仁志(敦賀高校)が49m33で準優勝を果たした。「今出せるものは全部出せて満足」。夏の全国高校総体前に負った肩のけがから復活を遂げ、地元での大舞台に間に合わせた奥村は満面の笑みを浮かべた。

 6月の北信越高校大会で53・87mを記録し、初めて50mの壁を突破した。満を持して挑むはずだった8月の全国高校総体だったが、本番5日前のトレーニングで肩を負傷。結果は12位に終わった。「最初からやり直すつもりで地道に直してきた」。悔しさもあったが、トレーニングに励み自信を付け、身体を仕上げて福井国体に臨んだ。

 8500人を超える観客の歓声に「緊張した」という奥村。1投目46m94で、2投目は45m79と、普段の練習で50mを出せている中で不本意な記録になった。

 「感触が良かった」という3投目。ようやく49m26を記録。スタンドに振り向き、観客から沸き起こる歓声にガッツポーズで応えた。「行きます」の自身の声に応える大歓声が「力を奮いたたせてれた」。5回目に49m33と記録を伸ばし、表彰台をつかんだ。

 競技を終え「こういう大きな試合で50mを超せないと結果に響く」と反省点も口にした奥村。次戦のUー20(20歳以下)日本選手権では「55m以上投げて最後に優勝を狙いたい」と力強く宣言した。

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