福井国体陸上競技の成年男子100メートルで優勝した山県亮太(右から2人目)=10月6日、福井県福井市の9・98スタジアム

福井国体陸上競技の成年男子100メートルで優勝した山県亮太=10月6日、福井県福井市の9・98スタジアム

山県亮太の福井国体陸上競技成年男子100メートル優勝を伝える電光掲示板=10月6日、福井県福井市の9・98スタジアム

 福井しあわせ元気国体(福井国体)陸上の成年男子100メートル決勝は10月6日、福井県福井市の9・98スタジアム(福井県営陸上競技場)で行われ、アジア大会銅メダリストの山県亮太(広島、セイコー)は向かい風5・2メートルの中、10秒58のトップでゴールしたが、期待された9秒台には届かなかった。山県は「記録が出なかったのは残念。機会があればまた福井で走りたい」と話し、詰め掛けた大勢のファンの声援に応えた。

⇒山県亮太の予選から決勝までの走りはこちら

 午前中の予選は10秒53、準決勝は10秒39といずれもトップタイムで決勝に進出。決勝は「意識した」というスタートから、中盤でトップに立つと、弾むような走りでゴールラインを駆け抜けた。

 歴史的な瞬間を見届けようと、スタジアムは約8500人の観衆で埋まり、山県はレース後に観客席に目をやり「(強い)風の中でこれだけ集まってくれた。また福井で走りたい」と感謝した。

 福井国体で今シーズンのレースは最後。日本人相手では無敗と強さを見せつけた。予選からの3レースがすべて向かい風で「どういう展開が必要なのか考える機会になった」と記録は出なかったが、収穫はあった様子。一年を振り返り「夏と秋に10秒00と10秒01を記録し、自分の中でも成長を実感できた。冬もしっかりトレーニングしたい」と話し、福井の舞台から来シーズン、その先の2020年東京五輪を見据えた。

 9・98スタジアムは2017年9月に行われた日本学生対校選手権で、桐生祥秀選手(当時東洋大)が日本人初の9秒台となる9秒98の日本新記録をマークした記念で命名された。

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