福井国体のバドミントンに出場する山口茜

 福井しあわせ元気国体は10月5日から後半戦が始まる。地元の熱い声援を味方に快進撃を続ける福井。4日終了時点で、天皇杯(男女総合成績)トップを維持し最大のライバル2位東京とは254点差とリードを広げた。県選手団は「楽観せず、この勢いをつなげていきたい」と正念場の5日間に挑む。

 県勢はホッケー、なぎなたなどで高得点を獲得したい。4日に始まったホッケーは競技別天皇杯で連覇を狙う。初日は先陣を切った少年女子が8強入りを決め、5日以降の準々決勝が初戦の3種別を含めて全種別で入賞が確定。団体競技の中でも優勝得点が64点と最も高く、ライバルの東京が1種別も出場していないだけに大きく引き離したい。

 なぎなたは昨年の競技別天皇杯2位。愛媛国体準優勝の成年女子演技、今夏の全国高校総体優勝の少年女子演技など布陣は充実しており、確実に得点を稼ぎたい。

 バドミントンは、今季女子シングルスで世界ランキング1位にもなった成年女子の山口茜(福井・勝山高出身、再春館製薬所)が団体戦に出場。最高峰のプレーを披露してくれるに違いない。

 陸上では110メートル障害日本記録保持者で成年男子の金井大旺(福井県スポーツ協会)、リオデジャネイロ五輪代表で成年男子400メートルの北川貴理(福井・敦賀高出身、順天堂大)が頂点を狙う。県勢以外では、6日の陸上成年男子100メートルで山県亮太(広島、セイコー)が9秒台を出すか、注目だ。

 福井県選手団の丹羽治夫総監督(福井県スポーツ協会専務理事)は「選手の思いと地元の応援がうまくはまっている。思った以上の成績」と前半戦を振り返る。東京や大都市の巻き返しが予想され、「今の状態を当たり前だと思わず、やるべきことは忘れてはいけない。大勢の地元の声援が選手たちの頑張りにつながるのは間違いない」と一丸となって天皇杯獲得を目指す決意を示した。

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