福井国体サッカー成年男子決勝 福井-東京 初優勝し喜びを爆発させる福井の選手たち=10月3日、福井県坂井市のテクノポート福井スタジアム

 【福井しあわせ元気国体(福井国体)サッカー成年男子決勝 福井2―0東京】

 福井のサッカー界に新たな歴史を刻んだ。成年男子の決勝、福井は準決勝まで不発だったFW山田雄太の2得点で東京を下し、県勢初の頂点。10番を背負う25歳は「(これまで)勝っていても悔しかった。決勝の舞台で絶対決めてやろうという気持ちが生んだゴール」と喜びを爆発させた。

 待望の先制点は後半開始直後だった。DF小林誠が左サイドから上げたクロスに反応した山田は、ペナルティーエリア中央で相手DF陣と攻防。「取りたい。絶対打つ」。気迫で競り合いを制し、放ったシュートは相手の足に当たりゴール右隅に吸い込まれた。

 「気持ちにゆとりがあった」という2点目は、MF福田航太が前線で奪ったボールからつながった。こぼれ球を拾ったもう一人のエース松尾篤が、ペナルティーエリア左に走り込んだ山田にグラウンダーのパス。相手DFを冷静にかわし右足でボールを巻く華麗なシュートでネットを揺らした。

 決勝を含め大会では守備の安定感が光った。格上相手に押し込まれるシーンも多かったが、失点は全4試合通じてCKから奪われた1点のみ。過酷な連戦が続いたが、前線からのプレスを徹底し、主将のDF橋本真人やGK植田峻佑を中心に相手の攻撃をことごとくはね返した。

 通常より短い前後半各35分のトーナメントという戦いで、橋本は「先に失点したら苦しくなる。優勝という結果が出てよかった」と充実の表情。サウルコスの望月一仁監督も「粘り強く戦えた。選手たちは本当に成長してくれた」とたたえた。

坂井市
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