サッカー成年男子の決勝戦を観戦される高円宮妃久子さま=10月3日、福井県坂井市のテクノポート福井スタジアム

 高円宮妃久子さまは10月3日、福井しあわせ元気国体に合わせて福井県に来県された。福井が初優勝したサッカー成年男子決勝の前半戦を観戦したほか、超小型人工衛星の打ち上げを目指す県民衛星プロジェクトの関連施設を視察し、先進技術に感心しておられた。5日まで滞在される予定。

 福井県坂井市のテクノポート福井スタジアムで、日本サッカー協会の田嶋幸三会長や県サッカー協会の仲倉典克会長らから説明を受けた。

 久子さまは日本サッカー協会名誉総裁を務められ、ワールドカップにも日本が初出場した1998年フランス大会以降、毎回訪問している。田嶋会長によると「サッカーにとてもお詳しく、両チームの説明をさせていただくと、特に福井チームの頑張りについて熱心にお聞きになっていらっしゃった」という。国体開催県の福井と東京の決勝戦に「この試合は非常に重要な試合なのですね」と述べ、一進一退の白熱した試合展開に盛んに拍手を送られていた。

 また、選手たちを一生懸命に応援する小学生やサポーターの様子を見てとても喜び、観客席で盛り上げる国体マスコットのはぴりゅうの姿にも「暑いでしょうね」と気に掛けておられたという。

 この後、福井市の県工業技術センターで県民衛星プロジェクトの関連施設を視察された。強力真一所長によると、自治体が中心となった取り組みに驚かれた様子で、センターが開発した炭素繊維の束を広げて薄いシート状にする開繊(かいせん)技術にも注目。「先進的な研究をされていますね」と感心されていたという。

 故寛仁親王の長女彬子さまは、県内滞在最終日の3日、弓道とボートを観戦されたほか、敦賀市の人道の港敦賀ムゼウムを視察した後、新幹線で帰京した。

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