太平洋クロマグロの資源管理のために国が定めた北海道の漁獲枠を巡り、前漁期分(昨年7月〜今年6月)が超過した影響で30キロ未満の小型マグロ漁が今後数年間実質的に制限され、収入減となるのは管理者に責任があるとして、北海道北部の留萌地区の沿岸漁師9人が国と道に計数千万円の損害賠償を求める訴訟を起こすことが3日、分かった。

 関係者によると、北海道南部の漁業者が同地域に割り当てられていた配分枠を超えて水揚げしていたにもかかわらず、国や道による指導が不十分で漁獲量が増え続けた。結果として前漁期の道全体の水揚げが大幅に膨らみ、漁獲量が積み上がったと主張している。

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