福井国体高校野球硬式の部1回戦で日大三に敗れた敦賀気比ナイン=10月2日、福井県福井市の福井県営球場

 福井しあわせ元気国体(福井国体)高校野球硬式の部は10月2日、福井県営球場で行われ、1回戦で福井県代表の敦賀気比が、今夏の甲子園4強の日大三(東京)と対戦。敦賀気比は地元の声援を受け優位に試合を進めたが、4点リードで迎えた九回裏に反撃を浴び、6ー7で逆転サヨナラ負けを喫した。敦賀気比の主将杉森圭輔は「声援に応えようと臨んだが、負けて残念。3年間、結果が出ない時期もあったが、最後は甲子園にも福井国体にも出られて、いい終わり方ができた」と地元での大舞台で終えた高校生活を振り返った。

敦賀気比
000 002 202 …6
000 000 025x…7
日大三

■敦賀気比 木下元秀、黒田悠斗、坂井翔―杉森圭輔
■日大三 中村奎太、河村唯人、高木翔己―齊藤龍二

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 敦賀気比は六回、黒田響生の左翼線適時打で2点を先取。七回には森田里玖中野樹の適時打で4―0とリードした。しかし終盤に入り、強打で全国に名前をとどろかす日大三に反攻を浴び、九回一挙5失点した。

 八回裏、自らの悪送球から反撃を許した三塁手で主砲の阪口竜暉は「一つのプレーで流れが向こうにいってしまう。野球の怖さを感じた」と悔しさをあらわにした。

 先発した2年生左腕木下元秀は8回2失点。「自分のプレーで新チームを引っ張っていきたい」と次を見据えていた。

 劇的な勝利を収めた日大三は、福井の高校野球ファンの前で伝統校の底力を見せつけた。サヨナラ打を放った主将の日置航は「(振るわなかった投手の)河村唯人に次は、いいピッチングをさせたいという思いで挑んだ」と最後の場面を振り返った。

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