福井国体の剣道少年女子で初優勝し、賞状を手に笑顔を見せる福井のメンバー=10月1日、福井県福井市の県立武道館

 【福井しあわせ元気国体(福井国体)剣道少年女子】

 幼なじみ5人組が快挙を達成した。剣道少年女子で初優勝を飾った福井のメンバー(田辺有羽池田二千花山川咲愛堤腰琴菜久保渚)は、敦賀市の同じ道場で腕を磨き合ってきた間柄だ。全国一の結束力で準決勝、決勝と強豪九州勢を撃破。全国制覇の夢を実現し、うれし涙を流しながら「最高のチーム」と胸を張った。

 全員が敦賀高3年生で、敦賀市と若狭町の出身。小学生の頃から道場でともに汗を流すうち県剣道連盟の強化指定選手になり、福井国体に向けて大事に育てられてきた。

 近年は国体での対戦を見据え、毎月のように九州などへ遠征し、強敵と手合わせしてきた。強化の成果をこの日、遺憾なく発揮した。

 佐賀との準決勝、副将の堤腰琴菜が2本勝ちし勝負を決めた。福岡との決勝は2―0と先行し、迎えた中堅戦で山川咲愛が見せた。メンバーが「精神的支柱」と認める主将は「自分で決める」と決意を込めて戦い、会心の面で1本勝ち。チームを頂点へ導いた。

 岩谷治彦監督は「これまで全国大会は8強や16強止まり。何度も負けながら、よく成長してくれた」とたたえた。剣士5人は試合後、緊張から解放され、りりしい表情を和らげてガールズトーク。いつもの仲良し高校生に戻った。

 

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成年男子、少年男子、少年女子は5人制、成年女子は3人制の団体戦を、トーナメント…
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