福井国体の剣道競技を観戦される秋篠宮家の長女眞子さま=10月1日、福井県福井市の県立武道館

 秋篠宮家長女の眞子さまは10月1日、福井県で開かれている福井しあわせ元気国体に合わせて来県、福井市内を視察された。眞子さまの公務としてのご来県は初めて。2日まで県内に滞在の予定で、初日は一乗谷朝倉氏遺跡で、戦国期の華やかな歴史に関心を寄せられた。

 眞子さまは午前、石川県の小松空港に到着し、車で同遺跡資料館へ向かわれた。月輪泰副館長の説明で、常設展示の出土品のほか、特別公開の日本刀も鑑賞された。一乗谷には応仁の乱で多くの公家や僧侶が京から逃げ延びたため、文化が栄えたといった説明を眞子さまは熱心に聞き、化粧用具の展示では「(用具を)作る方も一乗谷にいらっしゃったのですか」などと質問された。

 朝倉氏遺跡の復原町並も訪れ、朝倉氏遺跡保存協会の岸田清会長(71)の案内で武家屋敷や町屋などの建物を視察された。紺屋(染物屋)では、岸田会長が「いろりがないので住んではおらず、恐らくはテナントでした」と説明すると深くうなずき、柱に手を触れて感触を確かめられる場面もあった。

 県営体育館でバスケットボール少年男子の熱戦と、県立武道館で剣道成年男子の試合を観戦された。眞子さまは説明者の話に耳を傾け、競技の行方を見守られた。

 視察先周辺や沿道では多くの県民が詰め掛け、日の丸の小旗を振って眞子さまの来県を歓迎した。眞子さまは出迎えた県民と言葉を交わし、握手されるなど気さくな人柄をみせられていた。

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