福井しあわせ元気国体(福井国体)高校野球硬式の部が始まった10月1日、開幕戦で勝利を飾った大阪桐蔭。プロ注目の根尾昂は先発のマウンドに立ち5イニング無失点、打っては決勝2点本塁打と大活躍でファンの期待に応えた。もう一つ期待されていた夏の甲子園決勝で対戦した吉田輝星投手の金足農業との再戦は、台風の影響に伴う競技日程変更のため可能性がなくなった。夏を沸かせたスターは試合後「残念」と惜しんだ。
Q、ピッチングを振り返って
A、先頭バッター多く出していたし、自分のミスで相手にチャンスを与えてしまうところがあったので、ショートの中川であったり、いろんなところで守っている選手のおかげで、きょうもうまくアウトを重ねることができました。自分のできは、球も高かったし、勢いでいっているようなピッチングだったので周りの選手に助けられて5回投げることができました。
Q、きょうは初回から150キロが出ていたが、狙っていたか
A、狙ってはなくて、やっぱり「あつなる思い」というか、初対戦のチームだったので、とにかく腕振っていこうと思って投げてました。
Q、甲子園からUー18(18歳以下)日本代表の国際試合と続き、コンディションを整えるのが難しかったと思うが、自分の出来栄えを得点で表すと何点か。
A、50点もないと思います。守備でエラーもありましたし、ピッチングでも相手に流れが傾きかける場面が多かったんで、全然うまくいったところはなかったですし、相手のピッチャーにうまくかわされて打てないところもあったんで、次の試合がこのチームでやる最後の試合になると思うので、次の試合に向けて修正して絶対に勝ちたいと思います。
Q、先制のホームランは見事だった。打った感触は
A、真ん中の甘い球だったんで、うまく芯に当たりました。
Q、狙っていた球だったか
A、球もそんなにキレッキレできているような感じでもなかったんで、とにかくゾーンで待ってストライクのボールをしっかり打っていこうというつもりでいきました。
Q、春夏連覇、国体で3冠を狙っていたと思うが、ベスト4が優勝する形になったことに思うところは
A、もちろん、1チームで優勝したいという気持ちもありましたけど、やっぱりこの状況でできることをやるだけだと思っているので、目の前の試合に勝つだけだと思っています。
Q、改めて国体の目標を
A、このチームでできる最後の大会なので、必ず優勝したいと思います。
Q、福井のお客さんの印象は
A、球場も観客のみなさんと近いですし、温かい声援もくださるのでプレーしやすいし、応援してくださる方のおかげで、自分たちも盛り上がってプレーできているので感謝したいです。
Q、観客からどんな言葉を掛けられたか
A、………。「頑張れ」ですね。
Q、福井のものは食べたか
A、まだ食べてないです。
Q、福井で食べたいものとか、行きたいところはあるか
A、泊まっている宿舎に広い風呂があるので、帰ってお風呂にもう1回入りたいです。
Q、福井での試合は初めてか。
A、初めてです。
Q、日程変更で金足農業の吉田輝星選手との対戦の可能性はなくなったが、もう一度戦いたかったか
A、はい、残念です。
