イラスト・小林孝文

 座薬や、目薬(点眼薬)、軟こうなどは飲み薬(内服薬)と違い、からだの外から中に効くので「外用薬」と呼ばれます。中でも座薬は子どもにはなじみ深いですね。「座薬=熱さまし」と思っている人も多いですが、吐き気止めや熱性けいれん止めなどの座薬もあります。

 ■座薬、とがった方からお尻に

 座薬の使い方はどれも同じ。少しぬらして硬いままで、とがった方からお尻に入れます。座薬は37度くらいの体温で溶けるようにできているので、室温保存で十分です。夏の暑い車に置くなどして、包装の中で溶けて変形したら使わないように。入れてすぐに便と一緒に出てしまった場合は、溶けきっていなければもう1回入れてみても大丈夫。下痢の時は飲み薬のほうが使いやすいです。

 ■目薬、さしかた工夫を

 目やに(眼脂)が多いと、目薬が処方されます。目薬は基本的には室温保存でよいですが、開封したら冷蔵庫での保存がおすすめです。
 さしにくい時は、寝かせた子どもの頭を大人の太ももの間で挟んで動かないようにしてください。通常は泣いてまぶたを閉じるので、上下のまぶたの隙間に1、2滴落としてまばたきさせます。大きくなった子どもは、上を向かせて、大人が下まぶたを少しひっぱって点眼します。不思議なのですが、大体この時、口も空きます。目薬は目に入れるもので、口に入れるものではないのですが…。(津田英夫/県小児科医会)

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