福井しあわせ元気国体の総合開会式で点火された炬火=9月29日、福井県福井市の9・98スタジアム

 福井しあわせ元気国体(福井国体)の総合開会式は9月29日、福井県福井市の9・98スタジアム(福井県営陸上競技場)で行われ、国体の象徴の炬火は、50年前の一巡目福井国体の選手や県内の国体アスリート、障害者スポーツ選手らが赤々と燃える炎を点火。障害のあるなしや世代に関わらず、スポーツに親しみ、共に歩む「融合」を表現した。

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 炬火を手にして競技場入りしたのは、一巡目国体の女子ホッケーの優勝メンバーの浅野清美さん、新体操競技の木部真由莉選手(丸岡高校)、重量挙げの北京五輪選手新谷義人さん、パラ五輪金メダリストで今回の障害者スポーツ大会にも出場する車いす陸上の高田稔浩選手の4人。メインスタンド前にそろうと、トラックを回るなどしてバックスタンド側の炬火台の下に再び集合し、点火者に炎をつないだ。

 点火者の4人は、一巡目国体の水泳優勝者の山村咲子さん、今国体のハンドボール少年男子で既に準優勝を飾った北陸高校の前田紗良主将、フェンシング成年女子の佐藤希望選手、聴覚障害者のサッカー「デフサッカー」の日本代表選手山森裕介さんが務めた。

 炬火台に上り、晴れ晴れとした表情でフィールド側を向いた4人がトーチを傾けると、大きな炎が上がり、選手の熱い戦いと福井県民の応援で大いに沸く福井国体の始まりを告げた。

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