「さかいドライブレコーダー見守り協力隊」のステッカーやのぼり。隊の活動に県内外の自治体から注目が集まっている=福井県警坂井署

 福井県警坂井、坂井西両署と坂井市が結成した「さかいドライブレコーダー見守り協力隊」(ドラレコ隊)に対し、県内外の自治体から隊設立の手順を知りたいとする問い合わせが相次いでいる。今後、隊発足の動きが全国で活発化することを見据え、坂井署などは現在の名称に「元祖」や「本家」を加えることを検討、「ドラレコ隊発祥の地」として全国に発信する方針。

 ドラレコ隊は、事件事故の際、市民に映像を提供してもらおうと7月に発足した。ドラレコ搭載車を保有する市内在住・在勤者や市内の法人が隊員。発足当初の登録台数は約400台だったが、今月25日現在で約520台に増えている。

 坂井署によると「動く防犯カメラ」「事件事故解決への有効手段」などとして、発足直後から県内外から問い合わせが相次いでいるという。このうち敦賀市は、隊発足に前向きな意向を市議会で示し、拘留中の容疑者の逃走を許した大阪府警富田林署がある富田林市も、興味を示した市民の意向を受け、坂井市に隊の詳細を問い合わせた。

 坂井署などはこうした動きを歓迎する一方、PRの仕方次第で「発祥」のイメージを他地域に奪われてしまうとの懸念も示す。坂井市が隊の発祥地であることを揺るぎないものにするため、現在の隊名に「元祖」や「本家」といった“商標”を加えることを検討。隊員に配布する5センチ×18センチのステッカーのデザイン、サイズのグレードアップも視野に入れる。

 また、各地で立ち上がったドラレコ隊が自らの活動をPRする場合「ドラレコ隊は福井県坂井市が発祥」とうたってもらうことも要請する方針。

 「ドラレコ隊発祥のイメージを確立することで、さらに隊員が増え、坂井市の安全・安心、イメージアップに結びつくと確信している」と上田重男坂井署長。ドラレコ隊の隊員は随時募集しており「元祖」「本家」の名に恥じない規模にするつもりだ。

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