俊足を生かした守備のほか、シュアな打撃が持ち味の広島の天谷宗一郎=2014年7月2日、マツダ

 プロ野球広島は9月27日、福井商業高出身の天谷宗一郎外野手(34)が今季限りで現役を引退すると発表した。本人の引退の意思を球団が了承した。10月4日に会見を行い、その日のマツダスタジアムでの巨人25回戦に最後の出場をする見込み。

 天谷は福井商業高から2002年にドラフト9巡目で入団。08年に自己最多の135試合に出場するなど左打ちの外野手として活躍したが、今季は1軍出場なし。通算成績は843試合出場で、打率2割5分5厘、27本塁打、159打点。

 天谷は約17年間のプロ野球人生を「いいときも悪いときも、全てがいい思い出」と振り返った。その上で「福井商業高で北野監督(当時)に教わった“克己心”という言葉が心の支えになっていた」という。

 高い身体能力を生かした守備や走塁が持ち味だったが、近年は「自分のスタイルが生かせなくなってきた」と感じ、引退を決めた。

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