アラレガコ(レディーフォー提供)

 福井県の九頭竜川に生息する淡水魚「アラレガコ」の食文化を次世代に残そうと、福井市の商社「コリンズカンパニー」の小林博之さんが「だし醤油」の開発に乗り出した。小林さんは9月26日、クラウドファンディングのレディーフォーで、資金80万円の募集を開始した。

 ⇒福井の食文化を次世代に。アラレガコの出汁醤油を開発! 寄付はこちら

 ▽実行者:小林博之(株式会社コリンズカンパニー)
 ▽目標金額:80万円
 ▽締め切り:11月30日午後11時
 ▽リターン:5千円から5万円まで7種類

 アラレガコは環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている日本固有の淡水魚。かつては流域に甘露煮などの食文化が発達したが、数の減少とともに薄れた。

 小林さんは福井県立大学などがアラレガコの養殖研究に力を注いでいることに共感。同大学と協力し、養殖事業を開始した。アラレガコの安定供給と食文化の復活に向け「だし醤油」を開発し、販路拡大を目指す。香ばしく焼かれたアラレガコが入った瓶に醤油を足す商品で、魚のうま味が味わえる。

 プロジェクトへの寄付に対するリターンは7種類で「だし醤油セット」は1万円以上の寄付に対して贈られる。川魚専門料理店でアラレガコ料理を堪能できる3万円のリターンもある。

 プロジェクトは福井県による「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の認定案件で、福井銀行と福井新聞社も協力している。寄付額のうち2千円を除く金額が税控除の対象となるため、実質2千円でプロジェクトの後押しができる(寄付者の給与収入などにより控除額に上限あり)。

 ⇒「ふるさと納税による新事業創出支援事業」プロジェクト一覧

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