登山道の規制が解除され、遺族らが到着した御嶽山の山頂=26日午前(共同通信社ヘリから)

 長野、岐阜両県の御嶽山(3067メートル)は58人の死者、5人の行方不明者を出した2014年9月の噴火から27日で4年。山頂へ通じる登山道の26日の規制解除は、なお観光客の足が遠のく地元の関係者が負のイメージを払拭する材料として期待する。

 山頂での慰霊を望む遺族の意向と並んで規制解除を後押ししたのは、観光客がなかなか戻らない地元の閉塞感。今回、規制を解除した長野県木曽町にとって御嶽山は重要な観光資源。県がまとめた統計調査では、13年に17万人を上回っていた木曽町側の観光客数は、噴火翌年の15年に約4万人へ急落。昨年も約7万人までにしか回復していない。

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