自転車男子チームスプリント予選で1分14秒196の大会新を記録、決勝に進んだ福井。左から寺崎浩平、岸田剛、市田龍生都=9月25日、福井県福井市の福井競輪場

 【福井しあわせ元気国体(福井国体)自転車】

 若い2人の成長がチーム力を底上げした。男子チームスプリントの福井(寺崎浩平岸田剛市田龍生都)は予選で1分14秒196の大会新記録をたたき出し、堂々トップで決勝に進出。絶対的エースの寺崎が「正直驚いた」と言うほどの進化だった。

 同じメンバーで挑んだ昨年の愛媛国体は9位。「昨年は“寺崎さん任せ”だった」。1走の市田は振り返る。愛媛国体前には課題のスタートが決まらず、涙することもあったという。

 だが、もうそんな弱々しい姿はない。今夏の全国高校総体男子1000メートルタイムトライアルで優勝を果たした成長株は、1走として好ダッシュから流れをつくった。

 19歳の岸田も「愛媛国体で負け、ちゃんと練習しないといけないと思った」と自覚。強豪の鹿屋体大で鍛え、地力をつけた。2走でスピードに乗り、大黒柱の寺崎につないだ。残り1周は成年男子ケイリンで2連覇を狙う寺崎が「流れに乗るだけだった」と貫禄の走りを見せた。

 個々のレベル向上がチーム力のアップにつながった。加速する10代2人の成長に「頼もしいし、楽しみ」と寺崎。決勝は大分と対戦する。26日最初の決勝レースで、今国体の福井県勢優勝第1号が期待される。岸田は「決勝で勝ってこそ喜べる」と気を引き締め直した。

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