国道476号持越バイパスの開通を祝い、テープカットする関係者=9月24日、福井県池田町持越

 福井県池田町持越で整備が進められていた国道476号持越バイパスが9月24日、開通した。道路幅の狭い急カーブが解消され、福井市や大野市方面へのアクセスが向上した。

 開通したのは片側1車線で、持越トンネルを含む延長994メートル。福井しあわせ元気国体・元気大会を見据え、県が2013年度から整備事業を進めていた。総事業費は約21億円。

 山や足羽川に挟まれる同区間は、福井豪雨で路肩が崩壊し、その後も土砂崩れなどで度々通行止めとなっていた。う回路がないため、災害や事故時に交通が遮断される恐れがあった。

 開通式には県や同町の関係者ら36人が出席。杉本博文町長は「安全確保が長年の課題だった。今後進められる道路整備事業と相まって、県の交流人口増、町の地方創生の進展に大きな力を発揮すると考えている」と式辞を述べた。西川一誠知事は「池田町には自然を満喫できる観光地や工夫された施設が随所にある。県内外の人に、この道路を通って訪れていただければ幸い」とあいさつした。

 出席者がテープカットとくす玉で開通を祝った後、新持越橋の渡り初めを行った。

 同町内では持越バイパスとつながる白粟バイパス(延長928メートル)の整備事業も進められ、開通すれば福井、大野市方面へのアクセスがさらに改善される。

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