篠座神社拝殿の背後にある飯降山の山頂に夕日が沈み、夕日、山頂、拝殿、参道が一直線上になった光景=9月23日、福井県大野市篠座の篠座神社

 彼岸の中日の9月23日、福井県大野市篠座の篠座神社で、拝殿の背後にそびえる飯降山の山頂と夕日、参道が一直線になる神秘的な光景が見られた。

 ダイヤモンド富士ならぬ”ダイヤモンド飯降山”が現れ、参道の延長と重なるこの光景は、春と秋の彼岸の時期に見られる。昔から市民に親しまれ、近年は多くの写真愛好家も引きつけている。

 23日は午後4時半過ぎ、それまで広がっていた雲が突如切れ、夕日が顔をのぞかせた。山頂から延びるまぶしいほどの光が拝殿や参道を照らすと、来場者から「神々しい」「すごくきれい」とのため息が漏れた。

 ただ、例年この線上に並ぶシンボルの鳥居は、今年2月の大雪の影響で一部が崩れて撤去されたため“不在”。猪島丈意宮司は「親しまれてきた風景を取り戻したい」と一日も早い再建を誓っていた。

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