越前焼「薄作り」の技術を生かした時計の試作品(レディーフォー提供)

 福井県越前町の伝統工芸「越前焼」の振興を目指し、越前焼工業協同組合の大瀧和憲さんが、職人の技術を生かした時計の開発に乗り出した。大瀧さんは9月21日、クラウドファンディングのレディーフォーで、開発費用100万円の募集を開始した。

 ⇒福井の伝統工芸品「越前焼薄作り」で時計をつくる! 寄付はこちら

 ▽実行者:大瀧和憲さん(越前焼工業協同組合)
 ▽目標金額:100万円
 ▽締め切り:11月30日午後11時
 ▽リターン:5千円から10万円まで8種類

 需要が低迷する越前焼の知名度を上げ、産業の活性化を図る狙いがある。新製品の時計は、器の厚みを薄くする技術「薄作り」で作った厚さ1ミリのリングを施した。文字盤には同じく福井県の伝統工芸「越前漆器」を用いており、艶やかさと焼き物の風合いがマッチした品に仕上がっている。

 プロジェクトへの寄付に対するリターンは8種類で、腕時計は10万円の寄付に対して贈られる。杯やカップ(いずれも1万円)といった、比較的手頃なメニューもある。

 プロジェクトは福井県による「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の認定案件で、福井銀行と福井新聞社も協力している。寄付額のうち2千円を除く金額が税控除の対象となるため、実質2千円でプロジェクトの後押しができる(寄付者の給与収入などにより控除額に上限あり)。

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