22日午前7時半ごろ、奈良市中町の富雄川で「川に軽自動車が落ちている」と通行人から110番があった。車から数メートル離れた場所で、近くに住む無職前川楢雄さん(82)と妻貞子さん(80)が引き上げられ、現場で死亡が確認された。

 奈良西署によると、車は窓部分まで水に漬かっていた。川幅は約20メートルで、川沿いの土手にガードレールはない。ずり落ちたような跡があり、同署は約5メートルの高さから誤って後ろ向きで転落した可能性があるとみて、詳しい原因を調べている。

 前川さんは2人暮らしで、親族は楢雄さんが時折運転して夫婦で出掛けていたと説明しているという。

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