知的障害のある長男をおりに閉じ込めていた事件で、兵庫県三田市の対応を検証した第三者委員会=20日午後、兵庫県三田市

 兵庫県三田市の自宅で父親(73)が20年以上にわたって知的障害のある長男(42)をおりに閉じ込めていた事件で、市の対応を検証した第三者委員会は20日、内部での引き継ぎを怠り、長男側の視点に立った支援ができなかったことが保護や通報が遅れた原因だとする報告書を公表した。

 報告書によると、長男は1993年まで市の福祉サービスを受けていた。だが、18歳になって担当者が交代した後、記録を残していなかったことから引き継がれずに放置された。第三者委は「市の管理体制に問題がある」と指摘した。

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