問題となったユーチューブの投稿動画の一場面(一部加工)

 交番前で覚醒剤に見せかけた白い粉入りの袋を落として逃走し、警察官の業務を妨害したとして偽計業務妨害の罪に問われ、一審福井簡裁で罰金40万円の判決を受けた福井県越前市、自称広告業鹿谷大治被告(32)の控訴審初公判が9月18日、名古屋高裁金沢支部(石川恭司裁判長)であった。弁護側は改めて無罪を主張。検察側は控訴棄却を求め、即日結審した。判決は10月30日。

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 鹿谷被告は出廷しなかった。弁護側は、強制力のある警察業務は偽計業務妨害罪が対象とする「業務」には当たらないと主張した。

 被告は、警察官から逃走する様子を元妻に撮影させ、動画をユーチューブに投稿していた。

 5月の一審判決によると、鹿谷被告は元妻と共謀し昨年8月26日、JR福井駅近くの交番前で、覚醒剤に見せかけたグラニュー糖入りのポリ袋を故意に落とし逃走することで、交番勤務などの業務を妨害した。被告は判決を不服として控訴していた。

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