多数の犠牲者を出した北海道厚真町吉野地区の土砂崩れ現場=17日午後

 広い範囲で土砂崩れが発生した北海道厚真町=9月12日(共同通信社機から)

 震度7の地震を観測した北海道厚真町で亡くなった36人全員が、激しい揺れによる家屋倒壊ではなく、土砂崩れに巻き込まれて死亡していたことが17日、町などへの取材で分かった。地震による土砂災害の犠牲者数としては阪神大震災と同程度の大きな被害となった。

 国土交通省によると、阪神大震災(1995年)では兵庫県西宮市仁川百合野地区の地滑りで34人が死亡したほか、崖崩れなどで数人が亡くなった。近年の地震で土砂災害の犠牲者数は、北海道南西沖地震(93年)が32人、東日本大震災(2011年)が19人、岩手・宮城内陸地震(08年)が18人、熊本地震(16年)が10人だった。

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