福井国体ハンドボール少年男子で準優勝した福井県チーム=9月17日、福井県福井市の県営体育館

 福井しあわせ元気国体(福井国体)のハンドボール少年男子決勝は9月17日、福井県福井市の県営体育館で行われ、北陸高校単独で構成する福井県は富山県に27―28で敗れ、準優勝。残り30秒を切って1点差まで迫る反撃を見せたが、福井国体での県勢優勝第1号には惜しくも届かなかった。

 福井は2010年千葉国体以来8年ぶりの決勝。相手の富山は、今年の全国高校選抜と全国高校総体を制した氷見高校単独で構成する。観客席は福井県内のハンドボールチームの児童らで満席になった。

 福井は開始早々に先制点を挙げ、地元優勝を期待する応援席も大興奮。難敵富山も譲らず、一進一退の攻防で前半の30分を12ー14で折り返した。

 後半に入って福井は、持ち味の堅守からの速攻を仕掛け、16-16から17点目、18点目も相手に先行を許すが、即座に追い付く驚異的な粘りを発揮。

 最終盤は連続得点で27ー28に迫り、残り22秒でタイムを取った福井。富山ボールで再開後、シュートを防ぎ、最後の攻撃にかけたが無情のタイムアップ。福井の選手はコートに倒れ込んだ。

 必死の応援を続けた応援席からは悲鳴のような叫び声が上がったが、その後大きな拍手が沸いた。熱い応援を続けた福井市のハンドボールチーム、光陽ジュニアのメンバーは「すごい試合だった。選手たちは格好良かった。ありがとう」と興奮した様子で話した。

 福井の前田紗良主将は「応援を受けて普段以上のプレーが出来た。勝ちきりたかったけれど少し及ばなかった」と悔しさをにじませた。その上で「こんなに多くの人が見に来てくれる中で試合したことはなかった。感謝したい」と締めくくった。

ハンドボール
1チーム7人。競技時間は前・後半とも30分。▽成年男子、少年男子【会期】9月1…
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