少年女子A100メートル自由形で優勝し、手を振る池江璃花子=福井県の敦賀市総合運動公園プール

 「成長している自分を出すことができた」。競泳の少年女子A100メートル自由形決勝で池江璃花子(東京・淑徳巣鴨高)が昨年自身が出した大会記録を0秒64更新する53秒46で2連覇。53秒03の日本記録には届かなかったが、万全ではない中での好記録に「徐々にレベルアップできている」と笑みを浮かべた。

 会場の福井県敦賀市総合運動公園プールで観客の視線を一身に集める中、決勝レースも池江の独り舞台となった。

 前半で体一つ抜け出すと、50メートルの通過は26秒15。「結構きつかった」と言いながら、最後まで力強くしなやかなストロークで後続との差を広げた。後半はアジア大会のタイム(27秒27)に近い27秒31をマークした。

 6冠を達成したジャカルタ・アジア大会の疲労が抜け切らない中、粘り強いレース運びで昨年の自分を超え、「大会記録は正直、出ると思っていた」とさらりと言った。

 最終日の17日は少年女子A50メートル自由形、400メートルメドレーリレーに出場する予定。シーズン終盤にきても疲れをものともしない勢いがある。2020年東京五輪で金メダルを狙う18歳女王の進化は止まりそうにない。

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