アートメイドインフクイ実行委員会の設立を発表した小鶴乃哩子さん(左端)と10月に開く公演の出演者たち=7月、福井県福井市のアオッサ

 福井県内を拠点に芸術文化活動を展開するクリエーターをつないで、世界に発信できるエンターテインメント作品をつくろうと、県内在住の脚本家や演奏家らが「アートメイドインフクイ実行委員会」を立ち上げ、演奏と映画のコラボレーション公演を10月に福井市で開く。実行委員で脚本家の小鶴乃哩子さん(41)は9月12日、クラウドファンディングのレディーフォーで、公演費用の一部として80万円の募集を始めた。

 ▽実行者:小鶴乃哩子さん(アートメイドインフクイ実行委員)
 ▽目標金額:80万円
 ▽締め切り:11月30日午後11時
 ▽リターン:5千円から50万円まで8種類

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 小鶴さんは東京でテレビドラマの脚本などを手掛けていたが、両親の介護のため2017年に帰郷した。演奏と映像のコラボ公演を考えていた演奏家派遣会社「コンチェルト」社長でフルート奏者山本晴香さん(31)から今年5月に協力を打診され、県内在住者が出演し県内で撮影する短編映画を製作することにした。実行委を立ち上げ、県内企業の協賛を得た。

 恋をテーマにした公演「こひ。」は、10月6日午後7時からアオッサ県民ホールで開かれる。3部構成で、第1部は山本さんらによる音楽ユニット「玉響(たまゆら)」のコンサート、第2部は玉響と小鶴さんによるフリートーク、第3部で玉響の生演奏と短編映画のコラボ「シネマコンサート」を披露する。

 公演は以後も継続的に行う予定。実行委は福井のアートシーンを盛り上げ、福井で芸術文化活動に関する仕事ができる環境を増やしたいと考えている。

 プロジェクトへの寄付に対するリターンは、5千円から50万円まで8種類。エンドクレジットへの名前掲載(1万円から)のほか「プライベートシネマコンサートの開催」(50万円)といったメニューもある。

 プロジェクトは福井県による「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の認定案件で、福井銀行と福井新聞社も協力している。寄付額のうち2千円を除く金額が税控除の対象となるため、実質2千円でプロジェクトの後押しができる(寄付者の給与収入などにより控除額に上限あり)。

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