福井県内の不登校の子どもや保護者が集う交流イベントが8月19日、同県鯖江市のラポーゼかわだで開かれる。全国約100会場で同時開催されるイベントの一つで、主催者は「相談できる場所や学びの場が県内にあることを知ってほしい」と参加を呼び掛けている。

 イベントは、夏休み明けの子どもの自殺者ゼロに向け「#不登校は不幸じゃない」と題して全国一斉に開かれる。福井では不登校の子どもの保護者ら20~40代の男女3人が主催する。

 脳科学者の茂木健一郎さんら著名人の動画メッセージに続き、県内の当事者4人が座談会で体験を語る。

 子どもが3人とも不登校になった日々をつづったエッセーを刊行したReiko(レイコ)さん、不登校の4人を含む子ども5人との日常をブログで発信している霜田隆行さん、養護教諭として不登校の相談に乗りつつ、自らも不登校を経験した子どもがいる大川祥代さん、主催者の一人で不登校生のフリースクールを福井市で運営する小野寺玲さんが、子どもとの接し方や進学について話す。

 取締役全員がニートの「NEET株式会社」会長で鯖江市役所JK課プロデューサーの若新雄純さん(同県若狭町出身)も自身の考えを話す。メンバー全員が不登校を経験したバンド「JERRYBEANS」の講演ライブの生配信も予定している。

 県内に複数ある親の会や、子ども食堂など居場所の紹介もある。主催者代表で不登校の子どもがいる梶真由美さんは「不登校を相談できる場所や子どもが行きやすい場所があることを知ってもらい、当事者同士がつながるきっかけになれば。学校へ行く、行かないではなく、生き方を応援したい」と話している。

 午後1~5時。参加無料。

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