得点を決め喜ぶ村上めぐみ(右)と石井美樹=8月5日、福井県小浜市の若狭鯉川シーサイドパーク

 【ビーチバレーボールジャパンツアー第7戦・若狭おばま大会】

 3連覇した福井県勢の女子の村上めぐみ・石井美樹組(オーイング・湘南ベルマーレ)組。身長165センチの村上と172センチの石井。「世界で一番小さい」(村上)コンビだが揺るぎない自信を持っている。「高さはないが武器はある。拾って、つなぐ粘り強さはどこにも負けない」

 その持ち味をいかんなく発揮したのは決勝の第2セット。3点を先行される展開になったが「落ち着いていた」と村上。じわりじわりと差を縮めた。8―9。次のポイントは長いラリーとなり、最後は相手が根負けした。これで「流れに乗った。ラリーを勝つのが自分たちの形」(石井)。

 村上がサービスエースを決めれば、石井は力強いスパイクを突き刺す。4連取で抜け出すと、最後まで危なげなかった。

 前日のプール戦から4試合すべてでストレート勝ち。真骨頂のディフェンスだけでなく、狙い澄ましたサーブ、スパイクもさえた。「最近は調子が良くなかった。久しぶりにいい試合ができた」と村上。石井も「余裕があった」。洗練されたコンビプレーで相手を寄せ付けなかった。

 国際大会を転戦する2人にとって国内ツアーの参戦は約2カ月ぶり。村上は「地元の大会で優勝できて本当に良かった。たくさんの応援が励みになった」と充実感に浸った。19日からはインドネシアで開かれるアジア大会に挑む。「2人とも上り調子。金メダルを取りたい」と力強く言った。

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