全国高校総合体育大会(インターハイ)のボート競技は8月2日、愛知県の愛知池漕艇場(1000メートル)で準決勝以降が行われ、福井県勢はかじ付きクオドルプルの男子美方(山下森也、大野良太、田中導栄、清水唯吹、百田健人)と女子美方(武田優香、荻野紗和、久保那月、川村海、新田明美)、女子ダブルスカルの藤井まつり・繁田美咲組(美方)が優勝した。男女かじ付きクオドルプルで美方は3月の全国選抜大会も制しており、春夏連覇を達成した。
県勢は5種目で準決勝に挑み、3種目で決勝に進んだ。
女子ダブルスカルで藤井・繁田組は残り250メートルから一気に抜け出すと2番手に約4秒差をつけ3分54秒12で快勝した。
かじ付きクオドルプルの女子美方は終始力強いストロークで後続との差を広げていくと後半は独走態勢。後続を4秒以上引き離し3分37秒56で頂点に立った。
男子美方は中盤までリードを許したが、持ち前の後半の粘り強さを発揮しトップに躍り出ると3分18秒04で逃げ切った。