日差しの強い日が続き、眼鏡販売店ではサングラスの売り上げが伸びている=8月1日、福井県福井市の村井メガネ店本店

 連日の猛暑で、熱中症とともに注意が必要なのが紫外線対策。日差しの強さを和らげて目を守るサングラスの売り上げが、福井県内の眼鏡販売店で好調だ。ファッションやまぶしさを抑えるために使うだけでなく、目を保護するという健康志向からサングラスを買い求める人が増えている。日差しの強い日は今後も続くとみられ、サングラス需要はしばらく続きそうだ。

 「サングラスへの関心は高まっている。問い合わせは多い」と話すのは、村井メガネ店(本店福井市大手3丁目)の木村三男取締役総支配人。今年は例年の1・5倍ほど売れているという。度付きの商品や、普段使う眼鏡の上から重ねて装着できる商品が人気だ。

 同市内の複数の眼鏡販売店でも上々の売れ行きという。眼鏡チェーン「JINS フェアモール福井店」の担当者は「若い人からお年寄りまで幅広い世代が買いに来る。UVカット効果のある透明なレンズの商品も売れている」と話す。2日、同店でサングラスを品定めしていた福井市の会社員男性(32)は「日中、サングラスを掛けずにしばらく車を運転していると、目が疲れる。これだけ日差しが強いので、目を守るためにも必要だと思う」と話していた。

 サングラスが売れ行き好調な理由について、村井メガネ店の村井勝会長は「目から入る紫外線で肌が日焼けすることや、目を痛めるのを防ぐサングラスの効果が認知されてきたためではないか」とみる。同店では若い人はファッション性を重視し、中高年は目の保護を目的にサングラスを購入する傾向があるとしている。子どもの健康を守ろうと、保護者が買いに来るケースもあるという。

 スポーツサングラスの販売も伸びている。鼻パッドのない製品を開発、販売しているジゴスペック(鯖江市)の吉村雅喜社長は「日差しの強い日が続いており、目を痛めないようにとジョギングをする人からの問い合わせも増えている」と話す。7月は例年の同時期に比べて、3割ほど売り上げが増えたという。

 ただ、鯖江市内のメーカーの担当者からは「今年の夏はサングラスが売れやすい条件であると言えるが、急激に伸びているわけではない」との声もあり、各社一様ではないようだ。

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