福井県営球場=福井市

 開催中の第100回全国高校野球選手権記念福井大会や、福井県中学校夏季総合競技大会では、7月21日からの試合に備え、熱中症対策や担当教員らへの注意喚起を進めている。

 猛暑の中、14日に始まった同選手権記念福井大会。県高野連によると16日までの3日間、福井市の県営球場と敦賀市総合運動公園野球場で選手、観客計4人が熱中症の症状を訴えて搬送された。

 県高野連は対策として、試合が再開される21日から2会場に霧状の水を噴射するミストシャワー装置を設置する。2会場のスタンド出入り口などに2カ所ずつ設ける予定。県高野連の田邊浩之理事長は「実際に搬送される人が出ており、(21日以降も)暑くなる天気予報なので急きょ設置を決めた」と話している。

 出場校には、ベンチ入りの選手だけでなく、スタンドで応援する部員や保護者らも含め、こまめに水分補給するなどの対策を呼び掛けている。

 県中学校体育連盟は19日、16競技が行われる21日以降の夏季総合競技大会に向け、各競技専門部事務局の学校に対し注意喚起の文書やメールを送った。水分補給は生徒任せにせず、教員の指示で全員が給水する時間を確保するよう統一。開会式の短縮などを含め、気温などの状況に応じた判断を呼び掛けた。

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