厳しい暑さが続く中、今年の熱中症による福井県内の救急搬送人数(疑いを含む)が既に200人を超え、昨年の2倍のペースであることが7月18日、福井県のまとめで分かった。7月末まで気温30度を超える暑い日が続くことが予想され、熱中症の危険が高まるとして県はホームページ(HP)などで注意を呼び掛けている。

 県危機対策・防災課によると、熱中症の疑いによる県内救急搬送は3連休だった14~16日に20人前後が続くなど、17日までに計224人に上り、同日にはおおい町の80代女性が熱中症の疑いで死亡した。昨年同時期の搬送は計115人だった。今年は7月下旬で既に昨年の総人数316人(10月1日まで)の7割に達している。

 県は、県内9地点で熱中症の危険性を判断する「暑さ指数」をHPに掲載。「客観的な数値を参考に行動してほしい」としている。熱中症の予防策として▽暑い場所での長時間作業やスポーツを避ける▽定期的な休憩とこまめに水分を取る▽多量に汗をかいた場合は塩分も補給する-などを呼び掛けている。

 県教育委員会も17日夜、県内市町教委と県立高校、特別支援学校に熱中症対策を促す本年度4度目の通知を出した。

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