海水で生豆を洗ったオリジナルコーヒー「北前珈琲」と通常のコーヒーを飲み比べる参加者=7日、福井市中央1丁目のコワーキングスペース「sankaku」

 北前船にちなみ海水で洗った豆を使うオリジナルコーヒー「北前珈琲(こーひー)」を、福井市のコーヒーマイスターの竹森政人さん(35)が開発し7日、同市のガレリア元町のコワーキングスペース「sankaku(さんかく)」で試飲会を開いた。参加者からは「潮の香りがする」との声も聞かれた。福井県南越前町河野の北前船主の館・右近家の西洋館で10日から開く「高台カフェ」で味わえる。

 高台カフェは、日本海を眺めながらコーヒーやスイーツを味わえる期間限定カフェ。同町出身の竹森さんが町の委託を受けて開く。

 北前珈琲は、同町河野地区の海でくみ低温殺菌した海水で生豆を洗い、半日かけて天日干し。手網(てあみ)を使って遠火で焙煎(ばいせん)する。ブラジルやエチオピアにはコーヒーに塩を入れる飲み方があるが、海水を使うのは独自の手法だという。

 試飲会には県内のコーヒー愛好家ら約10人が参加。ミルでひいた豆をドリップして味わい、海水を使っていない通常のコーヒーと飲み比べた。参加者は海の風景をイメージしながら「塩味の余韻がある」「すっきりした後味」などと感想を交わしていた。

 高台カフェは10、11、12、18、24、25日に開かれる。午前10〜午後5時。北前珈琲は数量限定で500円。別途入館料が必要。問い合わせは右近家=電話0778(48)2196。

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