音楽とアートが共演した「sankaku」オープンイベント=18日、福井市中央1丁目の「ふくいこれからビル」

 福井新聞連載「まちづくりのはじめ方」企画班がまちづくりの実践に取り組む中で開設した「ふくいこれからビル」(福井市中央1丁目)3階のコワーキングスペース「sankaku(さんかく)」で18日夜、オープン記念のライブイベントが開かれた。県内のバンドが歌声と演奏を披露し、楽曲からイメージを膨らませたデザイナーが大型黒板にチョークアートを描いた。同ビルに訪れた約80人が、音楽とアートの共演を楽しんだ。

 福井市、永平寺町の計4人で活動するバンド「エレンコ」が、オリジナル曲を中心に10曲を演奏した。越前市のデザイナー三木あいさんが楽曲を聞きながら、横3・6メートル、縦2・4メートルの黒板に楽曲のイメージを表現。約2時間で森の中で寄り添う男女と、周りを囲む草花、チョウたちを描いた。日本アロマ環境協会の認定インストラクター、道廣喜子さん(永平寺町)が、ほのかなオレンジの香りで空間を演出した。

 チョークアートが完成すると客席からは拍手が送られ、ライブ終了後は、観客が三木さんの絵の前で記念撮影した。

 7年前に鯖江市にUターンした小棹由香里さん(38)は「福井は田舎だと嫌気がさしていたが、このように斬新でアットホームなイベントがあることに感動した」と笑顔。福井市の横田千春さんは「音楽とアート、会場の雰囲気がすごくマッチしていた」と話していた。

 三木さんの作品は、sankaku(営業時間午前11時〜午後8時。日曜・祝日定休)で見学できる。10月4〜25日は、まちなか芸術祭「フクイ夢アート2015」(福井新聞社共催)の一般企画としても公開する。(高島健)

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