遊休物件の写真館(右)を調査するリノベーションスクール@福井の受講者=19日、福井市中央1丁目

 遊休不動産を活用してまちを再生するノウハウを学ぶ「リノベーションスクール@福井」(まちづくり福井主催、福井市、福井駅前五商店街連合活性化協議会など共催)は19日、福井市中心市街地で始まった。福井県内外のまちづくりに関心のあるさまざまな業種の受講者18人が参加。同市中央1丁目の二つの遊休物件を対象に、エリアの価値を高めるための事業計画を3日間で練り上げる。

 対象物件に決まったのは、新栄商店街の写真館と、ガレリア元町商店街から南に延びる道路沿いの5階建てテナントビル。受講者は物件ごとのグループに分かれ、建物内の間取りや周辺の街並みを調査して回った。

 専門家の助言を受けながら事業計画を決め、最終日に物件オーナーに提案。了承を得た上で実際の事業化につなげることで、まちを変える新しい動きが生まれる可能性がある。

 スクール発祥の地の北九州市では2011年から年2回開催。路地裏の古民家を再生したカフェやビルの空きフロアを生かしたシェアオフィスなど17件が事業化され、400人近くの雇用が生まれている。このスクールは全国の各都市にも広まっており、北陸3県での開催は初めて。

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