ラインクリエイターズスタンプ作りに挑戦。イラスト完成まで半年もかかるとは…

 「LINE(ライン)の『クリエイターズスタンプ』って知ってます?」

 昨年6月、同僚が声をかけてきた。無料通信アプリのラインで、あいさつ代わりに使うスタンプを自分で作って販売するもの。40個1セットで100円といい、売り上げの3割が作者に入るとか。地方紙の沖縄タイムスが、沖縄弁を話すキャラクターを描いたスタンプを販売していることも教えてくれた。

 それならやってみよう。スタンプで福井をPRでき、まちづくり企画班の活動資金に充てられる。元手は自分の手間だけ。企画班のみんなに相談したら「手描きのイラストが得意なんだから、ぜひやってみて」と返ってきた。

 張りきって取りかかった。だけど、スタンプ用のイラスト40個を手描きするのは、想像以上に大変。昨秋いったん完成させたが、細川、高島両記者は「うーん、凝りすぎ。もっとシンプルでいいんじゃないの」。あえなく全直し。

 偶然、スタンプに応募した男性の話を聞けた。「審査、かなり厳しいよ」。軽く背中をたたくイラストも「暴力的」と受け取られ、不採用になるんだとか。やばい。山口デスクが「のくてーこと言うなや!」と、方言丸出しで細川記者の背中をたたくイラストを描いていた。

 仕事と家事と育児の合間に描いているので作業が進まない。企画提案から半年たった今月、ようやく仕上がった。

 ちなみに、沖縄タイムスの担当者いわく「応募者めっちゃ多いから、審査結果が届くまで3カ月ぐらいかかるよ」。気長に待つことにしよう。無事に通過しますように。

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 春の異動で、企画班を“卒業”することになりました。執筆もこれで一区切り。でも、まちづくりはどこに行ってもできるはず。新天地で自分なりにできることを見つけたい。お世話になった皆さんに、心から感謝申し上げます。(土生仁巳)

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