食のイベントに向け、空き店舗に資材を運び込む企画班のメンバー=8日、福井市中央1丁目のガレリア元町商店街

 福井新聞連載「まちづくりのはじめ方」を担当する企画班は18、19の両日、福井市中央1丁目のガレリア元町商店街で、空き店舗を活用した食のイベントを開く。企画班が県内各地を巡った「ふくいフードキャラバン」で出合った食材を使い、ランチ形式で提供する。中心市街地の空き店舗を改修して常設店づくりを目指す中、イベントを通してアイデアを探る。

 フードキャラバンは、記者と地域の人たちが協力して1日限りの“野外レストラン”を開き、地元に伝わる食や工芸の魅力を再発見する取り組み。これまでに福井市越廼地区、鯖江市河和田地区、若狭町、大野市和泉地区を会場に開いた。

 企画班はキャラバンの経験を生かしながら今後、JR福井駅周辺の空き店舗を活用したまちづくりに挑戦していく。イベントは福井駅前五商店街連合活性化協議会(五連)との連携の第一歩として、五連がガレリア元町商店街で開く食の催し「秋の旨福(うまふく)祭」に出店する。

 企画班は、「どれ選ぶ? 福井で見つけたランチBOX(ボックス)」と銘打ち、キャラバンで巡った地域を中心に13種類の料理を並べる。来場者は受付で購入する食券850円分(ご飯代含む)の範囲内で自由に複数の料理を選択。好きな組み合わせのオリジナルランチにして楽しんでもらう。

 ご飯は越前市の農家が作った無農薬無化学肥料の「コウノトリ呼び戻す農法米」の新米を使う。

 越廼地区は地元漁協女性部が開発した「イカのへしこのオイル漬け」、河和田地区は伝統薬味「山うに」入りのグリーンカレー、若狭町は焼きサバ、和泉地区はイノシシ肉の煮込み料理などを出品。美方高食物科の生徒がイベントのために考案したオリジナル料理(18日のみ)も登場する。

 福井市の飲食店「ベジヤード」も地産地消メニュー4品を販売する。

 飲食スペースでは、キャラバンの活動の様子を伝える動画を上映したり、写真パネルを展示したりする。

 午前10時~午後4時。1日250食限定。問い合わせは福井新聞社社会部内事務局=電話0776(57)5110。(高島健)

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