細川記者とのアラフォーコンビで福井市内のパーティー会場に乗り込んだ。今風の20代男女30人ほどが集まる。なんか浮いてないか? おれたち。

 新聞記者がまちづくりに取り組み、その過程を伝えることでまちづくりを身近に感じてもらいたい。そんな気持ちで始めたレストラン計画。協力者も集まりつつある。

 けど、何かが足りない。

 記者にとって一番大事なのは現場。まちづくりの取材なら何回もしたことはあるけれど、当事者として「現場」を感じたことが、まだない。

 焦りを何とかしたい。すがったのが竹本祐司さん(30)。2010年から男女の出会いを演出する大規模イベントを毎年成功させているグループの中心人物。今年は「超フェス」に衣替えし、5月4日にJR福井駅周辺で九つの催しを同時開催する。そこにスタッフとして参加したら、きっと現場感覚をつかめる。

 「全然、いいっすよ」

 竹本さんは、あっけないほど簡単に迎え入れてくれた。そして誘われたのが“超フェス決起集会”。3月12日夜に開かれた、冒頭の飲み会だった。

 それぞれの催しを企画するグループの代表者らが集まり、誰もが楽しいものにしようと張り切っていた。アラフォーコンビの話にも真剣に耳を傾けてくれた。ジェネレーションギャップとは、自分が勝手につくる「壁」なのだろう。

 で、竹本さん、当日は何をしたらいいんでしょうか。

 「ショーやライブがあるステージを仕切ってください。タイムスケジュールは厳守で」「それと、一部は司会もお願いします。予算、厳しいんで」

 町内会の夏祭りの司会なら、やったことがある。大丈夫。何とかなる。

 というわけで、4日、福井市の駅前電車通りの特設ステージを企画班メンバーが仕切ります。(高島健)

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