あ、きょうもコメントが来ている。

 起き抜けにタブレットでフェイスブック(FB)を開くのが、朝の習慣になった。

 「まちづくりのはじめ方」の連載開始と同時に企画班の公式FBを立ち上げた。記者3人が交代で、連載に込めた思いを書き込んでいる。1カ月が過ぎ、FBページへの「いいね!」は500に迫り、多い日で約1800件のリーチ(閲覧数)がある。たくさんの人に読まれていることに、ただただ感謝。

 「打ち上げ花火には終わらせない。何か突破口は…」と書いた第1章5回目。既存の飲食店を借り受け、秋に期間限定でオープンするという私たちのレストラン計画を明らかにした。読者の期待から外れているのかもしれない、大きな不安…。

 そこに「期間限定でもいいと思う」とのコメントが届いた。「試験的な取り組みは必要。基礎研究なくして成果あらず」

 焦らず、一つずつ積み重ねる大切さを教えてくれたのだろう。別の男性からは「持続性を頭のどこかに置いていれば、新たな可能性も見えてくると思う」との激励もいただいた。

 レストランづくりの軌道修正を書いた2回目では「右に左に方向性が変わるのは、根本的なビジョンがはっきりしていないから」とのコメントも受けた。確かに。

 でも、この企画は、関わったみんなで作り上げることを大事にしている。最初の案と変わったとしても。それに「魅力ある福井の食や技で人をつなごう」との思いは、今もぶれていない。

 先日会った、取材相手の言葉。「ハブちゃん、プロフィルに『まちづくりは人づくり』って書いてたやろ。でもこの企画で一番育たなあかんのは、当の本人だったりして」

 むむ。付き合いが長い人の言葉は、遠慮がない。そうかもしれない。いや、そうだ。頑張ります。(土生仁巳)

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