北陸新幹線福井駅拡張施設の内観イメージ。中央コンコースにつながる屋内広場の近くに階段広場が設けられる

 北陸新幹線福井駅舎の東側に張り出す拡張施設の基本レイアウトが完成した。中央コンコースとつながり、県産材をふんだんに活用した吹き抜けの開放的な屋内広場が観光客を出迎える。整備主体の福井県福井市が5月29日発表した。

 拡張施設は、鉄骨2階建てで正面の長さ約79メートル、幅約14メートル、高さ約10メートル。延べ床面積は約1600平方メートル。「人・モノ・情報を誘い、誰もが憩えるおもてなしの空間」をコンセプトに基本設計を行った。外観は、新幹線駅舎デザインとの統一感を演出するために全面ガラス張りとする。

 1階北側の屋内広場は約450平方メートル。にぎわい創出の催しなどに活用してもらい、中央部に設置する緩やかな階段広場からその様子を自由に観覧することができる。市新幹線推進室は「県都の玄関口として、観光客にまた福井に来たいなと思ってもらえる施設にしたい」としている。

 概算事業費は約15億6千万円。北陸新幹線開業半年前の2022年度半ばの完成を予定している。

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